2014年10月14日火曜日

『初心者のためのクリップオンストロボ講座~ポートレイト編~ワークショップ』が開催されました

T.I.Pクラスルームでは、写真家のshuntaroさんによるストロボの使い方に関するワークショップが行われました。

一般的に難しいとされる、ストロボの使い方について教わる貴重な機会ということもあり、大変人気のこのワークショップ、受講者のみなさんの熱意と熱気にあふれた時間を過ごしました。



shuntaroさんによる、座学と、実際にスタジオでクリップオンストロボを使ってのポートレイト撮影を行い、使い方を教わりました。

今回、受講生はワークショップの中でニッシンジャパン(株)よりストロボの貸していただき(新製品i40もありました!)、スタッフの方もいらっしゃって大変盛り上がったものになりました。テーマは大きく三つに分けられ、①座学~なぜストロボが難しいか~、②クリップオンとしての使い方、③スタジオでの多灯ライティングの使い方について、を語っていただきました。


①座学~なぜストロボが難しいか~


shuntaroさんの第一声は、「通常の撮影では、光の当たり方や光の強さを場所や時間帯、角度を変えて調整する、いわば『引き算のライティング』ですが、ストロボを使うと強制的に光を足す『足し算のライティング』になり、しかもストロボは小さな機械が自然界にない強い光を放つので、みなさん混乱するんです。」でした。また、ストロボの強い光を弱くしたり、柔らかくしてモデルに当てることの重要性を大変わかりやすく教えていただきました。



②クリップオンとしての使い方


実際にモデルさんに登場していただき、shuntaroさんが設定を変えて何種類もデモ撮影をしていただき、それを皆で確認する形でに進んでいき、その後皆で順番に撮影していきました。天井バウンスの撮影だけでなく、急きょレフ版を使ってみたり、白いシャツを着てる方に『即席レフ版』になっていただいたり、受講者みなさんが一体となってワークショップが進んでいきました。


③スタジオでの多灯ライティングの使い方について


こちらもモデルさんに登場していただき、時間の関係で、全員が撮るのは難しかったですが、ストロボをもう一台使いスタジオ撮影を想定した設定で撮影しました。

全体を通して、聴く(座学)、見る(デモ撮影の確認)、撮る(自分のカメラで撮影)と一連の流れをすべて体験し、一コマという限られた時間にもかかわらず、とても密度の濃いワークショップになりました。「PHaT PHOTO 秋の文化祭2014」では今後も多くのワークショップが開催しますので、みなさまお楽しみに!

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